RIZIN.15 観戦記

RIZIN.15 観戦記

まずは先月に引退を発表したミルコ・クロコップについて。たしか「紙のプロレス」で誰かが書いてたことなんですけど、ミルコの凄さっていうのは、左ハイを代表とする打撃のスキルの高さよりもむしろ、相手のタックルを切る能力、およびグラウンドに徹底して付き合わない能力のほうにあったんじゃないかと思うんですよね。それは、ステファン・レコと比較すれば明らかなわけで。レコも一時期PRIDEに参戦してましたよね。たぶんレコの思惑としては、「自分もミルコみたいになれる」って考えてたと思うんですよ。でも、結果は良いとこ全くなしの3戦3敗。この差というのは、やっぱりグラウンドの展開をつくらせず、自分が得意とするスタイルを貫徹させてた点にあるんじゃないでしょうか。しかし引退となると最後の試合がロッキー・マルティネス戦になっちゃうんだなあ・・...RIZIN.15観戦記